娘に置き去りにされたわたし。

仕方なく英国館に並ぶのだけど「熱中症予防のためただいまお並びいただけません。再開時間は不明です」の立て札が。
再開したらすぐ並べるように周辺をウロウロ…。


再開した頃にタイミングよく娘が合流して、一緒に並んで待つ、待つ、待つ、待つ、ひたすら待つ。
持ってきたポータブルチェアが活躍する時がきた。
座って待っている間も、みなさんスマホと首っ引きで予約枠が空いてるパビリオンを探している。
予約ができると言っても抽選なので、娘はことごとく外れているようだ。
2時間ほど経って、やっと入場。

20分ほどで見終えたら、小腹が空いたので館内のBarでスコーンを食べようと。
Barだけど、スコーンもあるしコーヒーもあったよ。
もちろんここでも並んで待つ、待つ。
ひと息ついた後、これからどこへ行くのかあてもなく外へ出る。
ただただ彷徨って、あまり待たずに入れそうな所を探す。
「夜の地球」
輪島塗の大きな地球儀が展示してある。

「ネパール館」
テンション下がり気味で写真なし。
この辺りで16時ぐらい。
座るところもないし、しんどい。
またポータブルチェアを出して座り込むほどでも…。
リュックからチェアを出すのさえ面倒だ。
正直、「もう帰りたい」という気持ちがうっすらと。
でも、一番の目的は19:00からのショパンコンサートなので、それまでは帰るわけにいかない。
せっかく娘が予約してくれてるんだし。
じっと立ち尽くしてるよりは列に並んでるほうがまだいいよね、と思い直してオーストリア館へ。

1時間ちょっと並んで入館。
北斎の浮世絵が描かれているベーゼンドルファーのピアノが現れてちょっと気分が上がる。

体験型のパビリオンで、来場者が作った音をAIが曲にして演奏してくれるというシステムだ。
さすが多くの作曲家を輩出した国、音楽好きには楽しかった。
パビリオンを出ると、そろそろ夕暮れ。
大屋根リングから陽が沈むのを見よう。
というわけで、まだ続きます。